26年9月22日 SPITZ 草野マサムネのロック大陸漫遊祭り

活動日:26/09/22
SPITZ
有明アリーナ

昨年くらいから久々にSPITZのライブに行きたいな~(前に行ったのは確か2013年とか)という気持ちが高まってきたのでファンクラブにも入ったんだけど、普通に応募で行けるフェスの方が先に来てしまった。ので参加。この五連休、労働が終わりに終わっていてこの日以外は毎日普通に在宅勤務をガッツリしていたのだけれども、気分転換のためにもこの日だけは働かないと決めて満喫することにした。

そんなわけで有明アリーナに向かったのだが、マジでデカい。普段村コンテンツからせいぜい町コンテンツを主戦場にしているので、この規模のイベントはマジでデカいな~と感じる。席はアリーナの一番後ろのブロックで最前というポジションで、正直これなら2階の中段くらいの方があんまり知らない人の時は座っても気にならない分楽だったかもな~くらいの席だった。

フェス自体は草野さんがラジオで色々紹介しているようなロックバンドを呼ぶということで、SPITZ、TeenageFanclub、羊文学、Rideと半分は英国からの招待バンドだった。皆さんご存知のとおり僕は普段アニソン以外だとSPITZしか聞かないので、当然洋楽などまったくわからないのだが……まあでもオルタナティブロックというジャンルの曲は比較的好きがち(まあSPITZがまさにそうだしね)だし、そもそも気持ちいい音に浸るタイプのジャンルだと認識しているからあんまり曲の知識なくてもいけるだろ~と思いほとんどノー予習で突撃していく。あれ、結局アニソンシンガーのソロイベントに行くときと一緒じゃないか?

〇SPITZ

まずはSPITZから。こういうイベントで主催が最初にやることもあるんだ。まああるか。セットリストは『美しい鰭』からスタート。劇場版コナンの曲として作品と合っていたのかは知らないけど、普通にヒット曲になるのも頷けるいい曲よな。結構新しい曲でやるのかなと思ったら、次が『さらばユニヴァース』で全然そんなことなさそうやなの顔に。『けもの道』は三日月ロックだから……まあ最近か!(老い) 続いて知らない曲だし一切歌詞が聞き取れないけどこれ多分英語だよなと思ったらカバー曲だった。でも別に今日ここにいる人の曲ではないのね。

MCを挟んでから最新曲『見知らぬ糸』。曲が始まった瞬間、歌い始めた瞬間にそれぞれ一瞬でスピッツじゃん!となる、いつもの感じの曲。続いては『みなと』。収録アルバム「醒めない」は結構良く聞くので馴染みの曲だ。心地いいよね。その後の『プール』と『旅の途中』は正直あんまり聞いた記憶がない曲だったけど、どちらも今回英国から招待した2バンドの影響を受けて作った曲らしい。

そこから『涙がキラリ☆』、『メモリーズ・カスタム』と定番曲が続く。どちらも特大ヒット曲ではないけど大体みんな知っていて好きだから適当に好きな曲を挙げる時に挙げやすい(ふす調べ)曲だと思う。涙がキラリ☆ってマジでいちばんいい曲枠だし。ラストは「見っけ」から『ありがとさん』。これもいい曲だし、締めに使いやすいよな~タイトルのとおりありがとうって言う曲だし。でも僕はこのアルバムだとやっぱり「優しいあの子」と「ラジオデイズ」なんだよね。

〇Teenage Fanclub

今回一番のお目当てがSPITZなのは言うまでもないんだけど、その次に良かったバンドは?と聞かれるとTeenage Fanclubだなとなる。めっちゃ音が気持ちいい。そしてボーカルの太ったおじさんがめっちゃ気持ちよさそうに歌っているのを見るだけでこっちまで気持ち良くなってしまう。いや、すごいボーカリストの人なんだと思うんだけど、知らないとマジで太ったにこやかな外国人のおっさんなんだよな。

普段から聞かないしそもそもそんな得意なわけでもないし、マジで洋楽の歌詞って聞き取れない。でも、今回の2バンドはどちらも歌詞が結構特定のフレーズの繰り返しなので聞きやすかったと思う。1曲目の『It's All In My Mind』なんかもまさにタイトルのフレーズが繰り返される曲だったし、2曲目では四季を過ごそうみたいな歌詞が繰り返されていたんだけど、夏、秋、冬の話はしていたけど春がなくって、これは英国だからなんかなあとか思っていた。実際どうなんでしょうな。この曲が一番好きだったかも。8曲目の「What You Do To Me』は代表曲のひとつっぽくて歓声も大きかったし、僕もどこかで聞いたことがあるなとなった。これまた繰り返しの曲なんだけど、何度も寄せる同じフレーズを聞くのって、波音みたいな気持ち良さがある。10曲目である『The Concept』も代表曲というか、この2ndアルバムである「Bandwagonesque」というのが名盤っぽい。

正直かなり好きな音楽だなと思ったので、これから色々聞いてみたくなった。

〇羊文学

続いて日本のガールズロックバンドへ。世代が一気に若くなって、その分音の詰め込み具合とかパワーとかで若々しさというか猛々しさを感じる演奏だった。アニメシーンにも結構な数の曲を提供しているバンドなので当然名前は知っていたし、『光るとき』をやってくれないかな~という期待もあったのだけれども、僕の印象よりもかなりパワフルな演奏をしていてびっくりした。

特にいい曲だなと思ったのが4曲目の最新曲『Keep Walking』だった。ちょっと気怠そうなAメロから始まってだけどキープウォーキイッイッイィーンと急に盛り上がるのが滅茶苦茶に気持ちいい。

羊文学らしいな~と感じた曲としては、『砂漠のきみへ』と『mother』かな。前者は歌唱が、後者はギターの演奏がという違いはあったけれども。アニタイという意味では『more than words』はやってくれたけれども、ジャンプアニメを完走できないカスのオタクなので当然のように何の曲かわからなかった。

〇Ride

トリを飾るバンドとして、今回の4バンドで一番音がデカかった。若干デカすぎて歌唱が聞こえないレベルだったけれども、初視聴の洋楽の歌詞なんか聞き取れるわけもないのだから、歌唱すら楽器のひとつに感じながら大きな音に呑まれるので全く問題なかったんだよね。全体的に今回は結構アンセム多めのセトリだったらしい(インターネットちら見情報)。

特に気持ち良かった曲は『Monaco』だろうか。クソデカい音で綺麗に叩かれるドラムって本当に快楽だ。SPITZが影響を受けていそうだな~と感じたのは『Vapour Trail』と『Chelsea Girl』で、終盤にこれらの曲があったおかげで、なんかフェスとしても大きな流れを感じることができて(見当違いかもしれないけれども)非常に良かった。