26年2月14日 ハンブレッダーズライブ参加

活動日:26/02/14
ハンブレッダーズ
JMS アステールプラザ 大ホール
ハンブレッダーズさんのワンマンライブツアーが全国で開催されている。昨日はその広島公演に行ってきた。

日程的に休日にやる回が限られていたのと、まあ広島なら実家に寄れば宿代はかかんないし……というのとで久々のライブ目的の遠征となった。

地元ながら、広島ってマジで遠い! 新幹線の中で昼飯食って学マスの育成を回してアニメ3話観て1時間昼寝したのにまだ着かない。やっと着いた頃には早めの夕飯を入れる時間になっていて、ぼんやり食っていたらなんか開演まであと10分とかで慌てて会場に滑り込んだ。30秒前着席でセーフ。

ライブコンセプトとか
今回のライブツアーは新アルバム「GALAXY DRIVE 水金地火木土天海冥ver」を引っ提げてのものであり、かなりコンセプトありきの構成になっていた。このアルバムのコンセプトが「宇宙から地球までの銀河系ドライブ用に作ったプレイリスト」ということで、ライブもそれに準じた構成になっているらしい。

僕はあんまりバンドのライブに行かないから他がどうか知らないけど、ハンブレッダーズのMCってかなり素朴に感じる。明らかに事前に文章を決めているであろう、次の曲紹介に繋がるフレーズをやや詰まりながらも言い切ったら、あとは曲名を言い逃げして前奏に入る。
台本の無い発言なんだろうなってものの9割は曲の終わりにムツムロさんがへにょっと言う「ありがと〜」が占める。

別にもっとペラペラ喋れよと言いたいわけではない。関西出身だからって面白いトークが口から溢れるわけではないし。それにハンブレッダーズの楽曲って(ファン層がかなり若年女性に偏っているのが信じられないくらい)コミュニケーションが下手で内面に逃げ込むようなパーソナリティの人間がぐるぐる机上の空論を捏ねたみたいな歌詞が魅力(マジで褒めてる)だから、むしろこれがそのまんまハンブレッダーズだよなと思う。

本当にびっくりするくらい客層が若年女性で、僕に近い層の人間はといえばもう中高生の付き添いで来ている父親になってしまう感じだった。ほんまか?

良かった曲の話
ライブに行った時のいつものやつ。

01.プレイリスト
アルバムのトップバッターが1曲目なのは流石にそう。アウトロで次の曲に繋がる盛り上がりが入っているので、まあ2曲目もアルバムどおりかなと思ったら違った。でも何にでも接続できる1T目ってのはマジで最強だからね。

02.⚡️
ビリビリって読む。これね、マジでいい曲です。名前は小学生のバンドの曲名みたいだけどマジでいい曲。

03.フェイバリットソング
逆張り精神の塊。ブレさんの中でも剥き出しのムツムロさんって感じがする、若気の至りみたいな曲。歌詞の中で最近の若い奴らって共同プレイリストとか作るらしいっすよ〜〜っけ〜〜みたいなことを歌うんだけど、そんな曲を今回のコンセプトのライブでも演奏できるのはマジでカッコいいと思う。銀河の旅って人生の旅で、人間の変遷でもあるから。

06.わっか
アルバムを最初に聞いていてまず引っかかった曲。愛する人との死別を歌う曲で、ブレさんらしい前向きさが珍しく後退した曲だと思う。停滞そのものを描いていて、ラストにゆっくりともう一度歌われるAメロの歌詞がいい。

ループを繰り返す日常はリサイクルマーク
仕事場の匂いが取れなくて2回するシャンプー

わっか
07.ワールドイズマイン
アニソンキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 迷宮ブラックカンパニーっていいアニメだったよな。僕は当然そこでブレさんと出会ったので、思い出深い曲なんだけど、ブレさん的にも最初期に跳ねた代表曲という扱いっぽくて嬉しい。イントロがめちゃくちゃいいんだよな。

09.SUPER TOMODACHI
先述のとおりブレさんのファン層は若年女性なんだけど、流石にこの曲に若年女性が共感することはないだろとなる30代男性の歌。ファン層とか一切気にしないでその時感じたことを曲にしてくれる純朴さが素敵。今回アルバム内で複数の曲の歌詞に「分断」が出てくるので、なんかそれ関連で思うところがあったんだろう。僕らはスーパー友達。

10.MUSIC
ブレさんってこっちが小っ恥ずかしくなるくらい音楽のことを信じていて、2曲に1曲くらいは音楽とかミュージックとかBPMとかヘッドホンとかギターとか言っているんだけど、この曲はそれらの中でも直球表題なやつ。めっちゃいい曲。恥ずかしいセリフを恥ずかしげもなく叫んでいる時のブレさんが一番カッコいいから。

抱きしめることとぶち壊すことは
本当はちょっと似てるんだね

MUSIC
11.DANCING IN THE ROOM 銀河の旅ver
銀河の旅verってのがどう言うもんなのかはよくわかんなかったけど、よりムーディにアレンジされていたから銀河ってそうらしい。ミラーボールが降りてきたところでこの曲だと確信できたのはかなり気持ちよかった。めっちゃ縦揺れして最高になった。

12.バタフライエフェクト
全然そんなつもりで聞いていなかったんだけど、MC曰く人生という旅でどんな選択をしたっていいという思いを込めた曲だったらしい。めっちゃいい曲すぎて気付かなかった……。

理屈っぽさは心が駆け出すための助走

バタフライエフェクト
13.ヤバすぎるスピード
キタキタキタキタ! 擦り続けてはや数年、もう数年擦ってんのかよとやや衝撃すら覚える(僕内の)ハンブレッダーズ代表曲だ。ヤバすぎるスピードで走り続けようぜ目的地はなくても別に構わないというくらいだから当然ドライブしていて、コンセプトにも噛み合っている。MCもほぼなく曲名だけ言ってイントロを鳴らし始めた瞬間に会場が揺れて、ファンの間でもしっかりアンセム扱いになっているとわかってかなり嬉しい。思わずガッツポーズが出た。毎回歌ってほしい。毎回ガッツポーズするから。

14.ちょっとロンリー
今回のアルバム前にこの曲だけはシングル発表されていることもあり、流石に一番いい曲。

俺がエスパーじゃなくってお前マジで良かったな
サイコキネシスを問答無用に使っただろうし

ちょっとロンリー
この歌い出しがもうすごくいい。負け惜しみにこそ雑魚のセンスって宿る。

ねぇ 神様がよそ見してる間に
見つからないようにダンスしようぜ
ずっとずっと

ちょっとロンリー
ここからアルバム的にもライブ的にも終着点に向かうだけあって、バタフライエフェクト→ヤバすぎるスピード→ちょっとロンリーの流れは興奮のピークになるように構成されていたと思う。思惑どおりに興奮していることをよしとするかという話はあるが、まあここでは踊ろうぜってことだよな。

15.着陸
急にポエトリーリーディングとかされるとマジでびっくりしちゃうんだよな〜とアルバムを聞いた時には思ったが、ライブで聞くと思いの外迫力があって良かった。

16.恋の段落
MCで過去一いい歌詞が書けた曲ですって言われて、そうなんや……となった。じゃあまあメインファン層が若年女性かもしれんわ。結婚の曲。普段着の身着のままの曲を書くから、こんな曲書かれたら全員がムツムロさん結婚したんかなあって思うだろうけど、人生という旅の過程をプレイリストにする最後がこれなんだ。ドライブデートの最後にプロポーズしたんかな。確かに歌詞はいつもの節がふんだんに入っていながらもストレートに結婚を歌っていて、でもその先も愛だったり恋だったりしようぜという歌詞で良いと思う。

17.逃避行
ドライブデートの曲のレパートリーが豊富すぎるだろ! 一番いい歌詞が書けたと自画自賛する新曲で締めないでまあ前から似たような曲は歌ってきたんですけどね〜って茶化してしまうのも、らしいかもしれない。

アンコール01.銀河高速
まあ流石にやらんわけはないよなと思っていた曲なのでアンコール1曲目でなるほどとなった。この曲ってファンの間でかなり根強い人気があるっぽいんだけど、前行ったライブのMC曰く一回解散を考えていた時の曲らしいんだよな。解散を考えながら「続けてみることにしたよ 走れ銀河高速」って歌詞を書くのもらしいと言うべきなのか。

アンコール02.ギター
錆びついたギターでぶっ壊す
もう全部全部全部

ギター
このバンド、音楽のことを信じすぎていて恥ずかしさもちょっとあるけどやっぱりカッコいいな〜って思う。まっすぐな言葉っていい。最後がこの曲で、ギターやってスパッと締めるぞ!って言わんばかりにほとんどMCもせず2曲演奏して即帰って行ったのも良かった。

欲を言えば夜明けの歌とフィードバックを鳴らしても聞きたかったが……まあそのうち聞けるだろう。