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アニメ >> 26夏アニメ >> ふつつかな悪女ではございますが~雛宮蝶鼠とりかえ伝~

アニメ完走記録・総括評価

TVアニメ『ふつつかな悪女ではございますが ~雛宮蝶鼠とりかえ伝~』公式サイト ↗futsutsuka.net

途中評価:B→C→-→A

続編:制作決定

合計:75/100
シナリオ
36/50
最終話
9/10
キャラクター
8/10
映像
8/10
音楽
9/10
嬉しさ
5/10
盤外要素
0/5

総括感想

序盤掴むのに結構苦労したアニメで、正直TLでの評判がそこまで良くなかったら視聴を再開してもいなかったと思います。終盤に差し掛かるくらいから一気に理解が噛み合って、そのまま最終話までは一気に視聴することができました。

玲琳さんという主人公が鋼のメンタルを持つ最強の女であることによりすべてのじめじめした人間関係を破壊していくのが基本となる構図なのですが、中盤くらいまでは鋼とかそういう次元じゃなくて異常なだけだろ!と思ってしまったところが、乗り切れなかった理由だと思っています。冤罪で激しく責められるのって、僕が想像できる中でおよそ最大級のストレスだと思うんですよ。自分に非があるとき、あるいは相手が悪意を持って嘘をついているときなどとも比べ物にならないほど、やってもいないことに対する不当な怒りや怒りに基づく行動を取られるのって僕にとってはストレスで、玲琳さんはそのことについて「今の自分のガワは慧月さんだから」というそれだけで全部普通に受け止めてなんとも思ってなさそうで、そうするとストレスに感じる役割が全部僕に流れてきてしまうような気がして、それが耐えられなかったというのはあるかもしれません。

こうした状況を変えるために必要なのって、莉莉さんの萌えではなくて、慧月さんとの対話なんですよね。萌えは万能じゃなかったのか!? 玲琳さんの絆しパワーが高すぎて、実際に向き合い始めたら秒で絆してしまうからこそだったとわかりますが、二人の雛姫(ひめ)の対話が始まった中盤以降はすっと受け止めることができました。

終盤は慧月さんから玲琳さんへの謝罪も入って、二人で雛宮に蠢く別の悪意について探りを入れていくことになります。そのために登場するパーツが破邪の弓だの呪いのお香だの呪い返しだのなのは結構圧があると思うのですが、まあそもそも人間の人格を入れ替える秘術が行われたところからスタートするのだからこのくらいは当然あるかとも思います。皇后世代(先代雛姫世代)の問題については、流石に不問にはしようがないレベルの事態になってしまっていましたが、最後には友情も再確認され、回想時に入れられたやり取りを思い起こすようなやり取りもできて、芸術点の高い綺麗な決着だったと思います。正直もうこれで完結ですと言われて全然不満はないんですけど、第2期が決まっているというか、27年1月かららしいので分割2クールなんですよね。最後の描写的に話が後宮の外にまで広がるようですが……どうなるか。

キャラクターについて、先述のとおり玲琳さんは鋼メンタルというか異常者なのであんまり萌えという感じでもなく、莉莉さんはガチ萌えなのですがあくまでも一番おいしいポジションにいる女であり、そうなると慧月さんにどこまで心を開けるかの作品であったような気がします。

音楽について、全体的になんとなく中国っぽいな~と感じる劇伴が揃っていましたね。僕って音楽の何に中国らしさを感じているんでしょう。使われている楽器? あんまり詳しくないんですけど音階とかって結構地域特性があると聞きますから、そういうところだったりするのでしょうか。OPはmiletさん。結構気合の入ったコンテンツでタイアップしているイメージがあるので、そうなんだとなります。EDはロクデナシさん。終末トレイン以来でしたっけ? 恩義ポイントが溜まってくるのを感じますね。

全5件
26/09/22 第11話

最終話。流石に言い逃れは無理なのに黙っているからなんか皇太子の情緒が不安定になって嵐が起きてピンチ!とかいう展開、予想して無さすぎてびっくりした。というか最初10秒くらいなんで天気が荒れたのかわからなかったもんな。そういえばなんか生まれた時に竜の気がどうとか言っていたなと思い出したからわかったけど、1週間空けた状態で視聴しても気付けなかったと思う。最後の、玲琳さんが「悪女」だから皇太子も言いなりにさせちゃうよ~みんなメロメロにさせちゃうよ~というオチの付け方はかなりうまかったし、妃世代の友情の話も、そこまであっさり解決できるなら本当にどうして20年もこんなことになるまでわだかまってしまったのかと思わないでもないが、最後に破魔の弓を送るのが、朱貴妃に返ってきた呪いを軽めるためにもなるし、かつての友情の言葉を呼び起こすものにもなるという決着のさせ方が正直芸術点満点を叩き出していたので全然許した。序盤から中盤にかかるくらいまではいまいち乗り切れなくて、録画も溜めてしまったけど、後半はかなり好みの展開になっていていいアニメだった。全然これで終わりで綺麗だった気はするけど、続編決まっているんだな。まあよく考えたら、あと2人くらいほぼなんの出番もなかった雛姫いるしな。

26/09/22 第10話

朱貴妃、普通に単身乗り込んできて1対3で大立ち回りしているのすごすぎる。怒りのパワー+ピンチということだからわからないわけではないけれども、にしてもすごい。やっぱり後宮で生き抜くためには武闘派じゃないといかんのかな……。まあ主人公自身が人質に取られたと思ったら隙をついてエルボー入れるしムカデを素手で握りながら殺して呪いを完成させるしだもんな。玲琳さんのたぶらかしに無事慧月さんも陥落して、朱貴妃さんには呪いが返ってきて、そこに皇太子もやってきて流石に言い逃れ不可なこの状況をどうまとめて終わるか。

26/09/22 第9話

おーー流石に事態が動いているな。女官だけではなく皇太子も入れ替わりに気付くんだ。というか真実を映す水に玲琳さんの姿が映ったから気付くの、流石に嘘だろ展開で面白い。まあ、禁術で入れ替わって呪いがあって破魔の弓があるんだから真実を映す水くらいあってもいいんだけど……。流石に大規模に動いていて事態を収めたとしても入れ替わりのことが知れ渡らないのは無理なんじゃという感じでもあるが、どう決着させる気なのかな。

26/09/22 第8話

慧月さんは本当に軟禁されている状態なんだ。そしてここでようやく玲琳さんと慧月さんの対話が始まった。一番大事な謝罪から入って、二人でより大きな企みに向き合っていくことになる流れはかなり好ましいもので、一気に面白くなってきたなという感じ。妃世代の関係はとりかえしのつかないところまで壊れてしまったのか、雛姫世代のようにまだ踏みとどまれるものなのか……というところが終盤の鍵だろうか。

26/09/22 第7話

半クール観ていなかったけど、そういえば苛烈な女官が入れ替わりに気付いたところだった。言葉遣いでバレるの、むしろよく一週間もったな……と思うけれども、病弱な身体であんまりしゃべらなくて済んでいたからこそというのはあるか。後半は皇后世代の話まで始まったけど、結局のところ本作で一番必要な話って玲琳さんと慧月さんの対話に他ならないから、そのことを意識した展開なのは間違いないし結構安心した。

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